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2016年映画記録その21~40

はい。観ました21〜40本までレビューしていきましょうー!
TSUTAYAさん最高やなー。借り放題980円。すげええ。
映画ってほんとなんなんだろう・・・・・。ちょっとねえ・・。
まあ、家に常に20本DVDがあって「今日なにみよっかな~」なんてできるなんてほんと幸せ。

(※点数をつけてますが「あくまで」個人的な感想ですので悪しからず)




21.DUNE 砂の惑星 directed by デビッドリンチ (1984年) 53点 
アレハンドロ・ホドロフスキーが願って願って叶わなかったDUNE砂の惑星。
デビッドリンチが数年後、公開することになったのがこの作品。
スターウォーズエピソード4が公開されたのが1977年なのでその6年後となる。
内容はスターウォーズ全盛期だった、というのはもちろんあるが、
デビッドリンチ特有の「視聴者置いてけぼり」が強い作品だった。
DUNEについて原作を読んでいたら変わっていたかもしれないけどちょっとなー、な感じだった。
でも原作は大作SFと成っているのでいつか勉強してみたいものである。そんな日くるのかな。




22.土竜の唄 directed by 三池崇史 (2014年) 61点
クドカン脚本。三池が監督。となればつまらないわけがない。主演は生田斗真くん。
漫画が原作なだけあってもちろん漫画的ではあるけどコメディ要素もがっつり入ってて
観てて肩こらない。良作かと思います。ただ、、、続き物だったのか・・・・・・。
1作で終わらせて欲しかった、というのが本音。




23.ドラゴンタトゥーの女 directed by デビッドフィンチャー (2011年) 79点
原作を読んだのが6年くらい前だったっけ?スウェーデン版を見たのがいつだっけ?前観た。
すげー見てー。とか思ってたけど観てなくて「ついに観た!」
クレイグの007見てるんだっけ?なんて思っちゃったりする場面は多かったけど
何よりも!リスベット!魅力ありすぎ。かっこよすぎ、もうそれ!
久々に見応えのある骨太のミステリー映画を観たその日はもうお腹いっぱいでした。
楽しかった〜。この手の映画は映画館で集中して観たいね。




24. E.T directed by スティーブンスピルバーグ (1982年) 81点
なんでいままでみなかったんだろう?というくらい素晴らしかった。
なんでみなかったのか?
理由1:大作すぎて興味がなかった
理由2:いわゆる「観ず嫌い」
理由3:今更感
なんていろいろ思い当たるけど、名作と呼ばれている所以は名作だからである。
ストーリー性、ワクワク感、どれをとっても一流である。また観たい。そんな作品の一つにまた加わった。




ここから「フェブラリーオブザデッド@我が家」という週間をつくりゾンビ映画を観まくった。


ゾンビ映画を観るうえで共通する注目点は以下である。

・生き残った人間たちの汚いやりとり
 だいたい生き残ってるやつで意地悪だったり自分勝手だったりするやつは絶対死ぬ。
 主人公とぶつかった人間はほぼ間違いなく死ぬ。あと無駄にエロイ女。
 冷静なやつはまあまあ生き残る可能性があるがいいとこまでいって死ぬ。

・いかにゾンビから逃げるか
これもどこかにこもったり、バリケード作ったり、考えうる安全そうな場所に彼らは逃げますが、
はっきり言って、どの映画もほぼ100%安全じゃありません。ゾンビだらけ。あほかこいつら。
視聴者を喜ばせるために体張ってくれています。アーメン。

・噛まれた人間を殺すか否か
 これぞ人間の倫理的問題を無駄に考えさせられる。ゾンビ映画のくせして。
 愛する人が噛まれたら・・・・、そんなこと絶対ないから考える必要なし!

・ゾンビを倒す武器
 拳銃をはじめスゴイ重火器がでてきたり、はたまた素手だったりナイフだったり
 ゾンビの殺し方は多種多様。おもいっきり殺されてるのをみるとなぜかスカっとします。

ほぼこのポイントを押さえておけばゾンビ映画は楽しめるので。是非。
ではレビューをしていきましょう。


25. ナイトオブザ リビングデッド directed by ジョージAロメロ (1968年) 79点
「ゾンビに噛まれたらゾンビになる」「ゾンビは頭を破壊すると行動不能になる」、なんて設定を考えた後々考えると本当に偉大な発明である。それだけで無限の物語が作れる。グラインドハウスムービーの代表格がゾンビシリーズとなっているのもこの設定があってこそである。そしてこのリビングオブザデッドはロメロ監督が世界にはじめてゾンビの存在を知らしめた渾身の一作である。まだ白黒だけど緊迫感は伝わってくる。BGMは俺、この作品が一番おどろおどろしさが伝わってきて怖かったかも。この作品なんと現在ではニューヨーク近代美術館にもフィルムが保管されているらしいです。すごいぜロメロ。




26.ドーンオブザデッド(ゾンビ) directed by ジョージAロメロ  (1978年) 84点
誰もが認めるゾンビ映画の大金字塔、それがこのがこの作品である。
ロメロがゾンビ映画の巨匠なんて呼ばれるのもこの作品があってこそ。もちろん突っ込みどころ満載なのがゾンビ映画である。今見てもどこにゾンビが隠れているのか、次誰が死ぬのか、など見てるこっちをハラハラさせるロメロの演出ってすごくおもしろい。それが魅力だとおもう。脚本なんて二の次。たまりませんな。はっはっは。




27.ランドオブザデッド directed by ジョージAロメロ  (2005年) 64点
ロメロが久々に製作した作品。ゾンビがはびこる世の中は人間たちのヒエラルキーがさらに拡大。
高層ビルに住む富裕層とスラムの貧困層でわかれることとなる。なにげに出演しているデニスホッパーはいい感じの悪役感を出している。中学生でも思いつきそうな脚本だけど、これくらい単純なほうがゾンビ映画にはあっている。




28.ダイアリーオブザデッド directed by ジョージAロメロ  (2007年) 38点

ロメロのネタがなくなったのか今度はフェイクドキュメンタリーチックなアプローチで制作。
危機迫る具合で考えるとこの作品が一番危機迫っているっちゃー迫っている・・・・が、
脚本も中身のなさすぎてネタバレだけどオチもない。だらだらだらだらゾンビから逃げる、
主人公が空気を読まずに撮影する、の繰り返しで面白くなかった。おいおいロメロ。




29.サバイバルオブザデッド directed by ジョージAロメロ (2009年) 61点

前作のつまんなさか2年後、またロメロがこりずに製作。微妙にダイアリーオブザデッドにつながっている。
今回は「ゾンビを噛んだ生者もゾンビになる」という新ルールが追加。(だからどうした)
死者は眠らせるべきと考えるオフリン一族と、死者は生かしておくべきと考えるマルドゥーン一族が対立
と、ゾンビの処遇どうしまひょか。みたいな人間たちの戦いがメイン。
いよいよネタがなくなったのかロメロはこれ以降制作をしていない(2016年時点)早くつくってよ~。
それにしても毎回毎回 なんでゾンビになったのか原因が不明である。まあなんでもいいんだけどさ。




31.ドーンオブザデッド(リメイク) directed by ザックスナイダー 79点 (2004年)

スパイダーマンの製作で有名なザックスナイダーのデビュー作(まじか)。これがロメロのドーンオブザデッドのリメイク版である。舞台がショッピングモールというだけで他は一新。ロメロ監督へのオマージュへ敬意が要所要所に表れている。今回特筆すべきはまず「ゾンビが走る」という革新的要素が入っている。
これがまじで怖い。そんでほんと笑える。しかも足はええとか爆笑。
冒頭でいきなり世界滅亡みたいになスピード感だったり、間違ってチェーンソーで仲間を切り刻んじゃったり、さいたまスーパーアリーナみたいに3万体くらいのゾンビの群れに、中2みたいなデザインのブルドーザーで突撃したりして、これは思った以上の名作。深夜に近所の友達4人で観てたんだけどほんと笑った。おもしろかった~!



以上、フェブラリーオブザデッドでした。(デイオブザデッドがTSUTAYAになかったことが悔やまれる)



32.宇宙人ポール directed by グレッグモットラー (2011年) 70点

サイモンペッグとニックフロストが組めば間違いがない。たしかに間違いがなかった。
ETへのオマージュも組んだ作品で、二人の軽快なやりとりは特筆すべき点。宇宙人とのはちゃめちゃコメディなので肩の力を抜いて何も考えずに見れるのでこれはお勧めしたいです。




33.七人のおたく directed by 山田大樹 (1992年) 28点

むか~し流行ってたので見てみようと思いレンタル。
ウッチャンナンチャン(全盛期)、江口洋介、山口智子、武田真治、等々。超豪華キャスト。
山口智子が妖艶すぎ。残念ながら魅力はそれだけ。7人のオタクなのに
全然生かし切れていないというトホホ具合。ほんと残念映画である。




34.タクシードライバー directed by マーティンスコセッシ  (1976年) 88点

この映画は戦場がない戦争映画、と呼んでいいのではないでしょうかね。ベトナム戦争から帰ってきた若者は現代社会に対する怒りや孤独感、虚しさ、から徐々に精神は狂気へと変わっていく。だんだんと変わっていく心理描写が秀逸。スコセッシの大名作ですな、これは。将来のあてもなく、家族も友人も恋人もいない、孤独感から襲われる怒りは社会へと向く、ということは誰もが感じる事なのであるが、誰もが皆、一生懸命生きているのである。音楽もまたよいので、いい作品、というか注目すべき作品と呼べるかと思われます。是非に。




35.マッドマックス3 サンダードーム directed by マークミラー (1985年) 62点

年末2まで観返してみてなかったので3を久々に鑑賞。ティナターナがいい感じである。こういう役似合っているよなーほんと。3の世界観はのちの大名作「マッドマックス 怒りのデスロード」へと継がれていくと考えながら見ると楽しめた。メルギブソン版のマッドマックスはやっぱり2が一番好きだけど、3も荒廃した世界にある大国という設定はそれもそれであり。またマッドマックス新作つくったらどうなんだろう。たぶんつまんないと思うんだよね。




36.ワールズ・エンド directed by エドガーライト (2014年) 87点

来ました。エドガーライト、サイモンペッグ、ニックフロイト、のゴールデントリオの傑作コメディ第三弾!
笑う以外なにも求めていないこの作品はもはや敬意を表する。
あらすじは、高校のころに達成できなかった伝説の「はしご酒12軒」を20年後達成しようとする
中年たちの話である、が。途中でなぜか宇宙人が攻めてきて、あら大変。みたいな感じである。
アクションがまた意外としっかりしていて見ごたえあり。サイモンペッグのクズ人間っぷりもまたいい。
サイモンペッグとニックフロイトってプライベートでもあほみたいに仲がいいから二人をみてるとほんとホッコリするんだよね。あー楽しかった~!



37.ジャッキーブラウン directed by クエンティンタランティーノ(1997年) 80点
タランティーノ監督がいよいよ今年新作「ヘイトフルエイト」を公開すると聞いて、
いてもたってもいられなくなり久々に鑑賞。あれ?こんな長かったけ?3時間近くあった。
綿密に練られた脚本と一気にキャラ立ちをして歩き出す登場人物たち。大人になってから改めて見ると
この映画の偉大さが本当によくわかる。サミュエルL・ジャクソンはタランティーノの常連だけど、
毎回毎回いい悪役を演じてくれる超お気に入り俳優。タランティーノ作品のキャラクターって
コミカルで全員どこか狂ってて見てて本当に飽きない。ヘイトフルエイト、超楽しみ!



38.バトルロワイアル directed by 深作欣二 (2000年) 91点

観終わった後ヒャッハーとなるくらい面白かった。自分の中での邦画ランキングトップ10入った。
柴崎コウの狂気がこんなにすごいとは。邦画史上最大のバイオレンス映画、と呼ばれている所以も納得した。これは邦画史上最大のバイオレンス映画の大金字塔である。スピード感、緊迫感、迫る緊張感、
次誰が死ぬんだ、というハラハラ感、どれを取っても超一流。これはタランティーノも影響されるわ。
演出も私共視聴者を画面に食い入るように構成されていて、あっという間の2時間だった。
あんな登場人物が出てくるのに一人一人のキャラ立ちができている。よくクラスにいるあいつや
あいつも頭の中でフラッシュバックしていった。深作監督、恐れ入りました。
2000年代のバオレンス映画だったらトップ10に間違いなく入ると思う。
面白かったーーーーーーーー!!!!!!



39.MONSTERZ directed by 中田秀夫 (2014年) 13点


久々に途中で観るのやめた。
藤原竜也、山田孝之、石原さとみ、田口トモロヲなんて豪華キャストなのに・・・・なんてこった。
以上





40.マイブルーベリーナイツ directed by ウォンカーウァイ(2007年) 60点

主演ノラジョーンズ、って大丈夫か。なんて思ってて見てなかったけど、
借り放題なのでまあいいや、とレンタル。
ジュードロウとのワチャワチャイチャイチャラブストーリーかと思いきや、
ノラジョーンズの青春ロードムービーだった。
いい意味で期待と違っててよかった・・・・・が、ジュードロウ、、いるのか・・?
いやまあ、な。まあいいや。



劇場は現在5本。家にDVDありすぎて劇場にいけねええ。
幸せである・・・・・・が、仕事帰ってきてから映画見てたりするから日中超眠い。

さー!もっと観るぞ!
by agakun1 | 2016-02-27 15:33 | 映画みまくる
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